１１月２３日（土）伊東市民体育センターで「伊東温泉ボッチャ小学生大会」を開催し、

市内の小学４～６年生　３６チーム８６人が参加してくださいました。

東京パラリンピック出場を目指す杉村英孝選手がデモンストレーションを行い、最高難易度のテクニック“スギムライジング”（密集するボールの上に自分のボールを乗せる技）を披露し、大歓声が上がりました。

 

試合は９コート４組ずつに分かれリーグ戦を行いました。ボッチャは初めての方でも競技しやすい種目ですが、戦略が必要で奥の深いスポーツです。

みんな、最初はジャックボール（的となるボール）に近づくようにボールを投げていましたが、試合を重ねるごとにコツをつかみ、友達と相談しながらボールを投げ、どんどん上手になっていました。対戦相手に恥ずかしそうにしていた子供たちも試合が終わるころには仲良くなり、他チームを応援する姿も微笑ましかったです。

 

優勝したチームは杉村選手と対戦し、技と戦略を体感していただきました。ボールを投げる瞬間は館内が静寂に包まれ緊迫感がありましたが、１球投げるごとに歓声が沸き、小学生とは思えない戦いになりました。

 

参加してくださった子どもたちからは、「またやりたい。」「今度は勝ちたい‼」「杉村選手がかっこよかった」と皆嬉しそうに声を弾ませていました。

ボッチャは広い年代で誰でも楽しめる競技です。多くの人にボッチャを体験していただければと思います。