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社員宛「新型ウィルス対策メッセージ」(2020-04-01)
弊社代表が、社員に向けてへメッセージを出しました。
(伊豆介護センター新型ウィルス対策本部)
(伊豆介護センター新型ウィルス対策本部)
社員各位
新型コロナウィルスについて
うららかな春の訪れの中、新生活スタートに胸を躍らせる若い方々の姿に清々しく感じる頃となりました。
毎日お疲れ様です。
今、世界中で新型ウィルスが猛威を振るい、日本でも生活に仕事に様々な不自由が余儀なくされており、当社の「新型ウィルス対策本部」においても、日々更新される情報に対し慎重に状況判断をしているところです。
先日、テレビタレントの志村けんさんがウィルス感染により命を落とされました。
ドリフターズの一員だった昭和時代から現在に至るまで、お茶の間を笑いで明るくしてくれた彼の訃報に、多くの国民がショックを受けたことでしょう。
コントの中で志村さん演じるキャラクターの後方から危険が迫っている時に、それを観客が知らせようとして思わず 「志村! 後ろ、後ろー!」 と叫んでいたのを見たことがあります。
もしわかっていれば「ウィルスが迫っているから気を付けて!」と知らせたかったに違いありません。
志村さんショックが、国民にウィルスの恐怖を実感させ真剣に対策に励む流れができるようになることで、社会にとってより意味のあるものになればと思います。
ご冥福をお祈りします。
私たちは何としてでも地域、事業所、学校や家庭において感染者を出さないようにしなければなりません。
万が一発生しても、拡散を最小限に止める必要があります。
目標は、 ①「自分が感染しない」
②「人に感染させない」
③「感染を広めない」 ことです。
前提として、☆正しい知識、情報をもつこと
☆モラルある行動をすること が求められます。
『三密(・密閉空間・密集場所・密接場面)を避けよう』と言われていますが、どんな環境におかれても密時間短縮を心掛け、マスク、手洗い、うがい、換気、殺菌消毒等は心掛けたいものです。
症状が出ておらず自覚がなくても感染していることがあり、
その期間はインフルエンザやノロウィルスと比較してもかなり長く、
他人に感染させる能力は十分に持っています。
つまり、知らない間に感染させる側になってしまうのです。
従って、「自分や目の前の人は感染力を持っている可能性がある」との警戒が必要です。
またこの時期、『余暇時間において外出先の三密環境下で時間を過ごした事実』や、『発熱、頭痛、咳、嘔吐、倦怠感や呼吸困難等、体調変化の自覚』があるにもかかわらず、そのことを明らかにしないまま、勤務先や催し等に出向き接触することや、医療機関等にかからないことこそが、集団感染を導く加害者となります。
感染者第一号になることより、その症状や感染を隠ぺいすることの方が、恥ずかしいことであり社会的責任を負うことになります。
海外旅行や不要不急の三密環境への外出に自粛が求められている意味は、
「感染しても自己責任ですよ」のような優しい意味ではなく、
「あなたが感染を持ってくることで他人に、社会に迷惑をかけるな!」
というメッセージであると理解できます。
さて、志村さんの死は広く国民から悲哀の対象として惜しまれており、社会を明るくしてくれた貢献度からすると当然のことと思います。
しかし、体調に異変を感じて行動自粛するまでの間、公私にわたり多くの人と接触する日常の中で誰かに感染させていた側の立場でもあると考えられます。
悲劇の国民的人気スターの行動について検証や非難をするつもりはありませんが、現実を直視するならこのような見方を避けることはできません。
高齢者や地域住民を本気で守ろうとしている私たちにとって、現実を冷静に見て、危機管理を淡々と実践していくことが優先されます。
現在、毎日のように対策本部から各チームに送っている通知類は当分継続しますので、協力して対応をお願いします。
また、皆さん自身やご家族のことで相談がありましたら、いつでも連絡してください。
人の命を守るために、全体的に敢えて厳しめの表現で文章を作りましたことを、理解して下さい。
無事に収束する日は必ず来るはずなので、体に気を付けて頑張りましょう。
「神経質になって大騒ぎして色々対策したけど、結局何にも起きなかったね。」がベストです。
以上
令和2年4月1日
有限会社 伊豆介護センター
代表取締役 稲 葉 雅 之
新型ウィルス対策本部 本部長